恵和株式会社 KEIWA Incorporated

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オルモペーパー

発砲ウレタン成形時に下敷きとして使用される工程紙。
スポンジや低反発まくら等のウレタン素材は化学反応により発泡しますが、その発泡時に下敷きとして使用することで原料の染み込みによるロスを低減できます。環境美化にも繋がり、該当市場のトップシェアを誇っています。

用途例

発泡ポリウレタン(ウレタンフォーム)用工程紙

特徴

ポリウレタン原料ロスを大幅削減

発泡ウレタン成形時に通常の紙を下敷きとして使用した場合、紙に液が染み込んでしまい、大幅な原料ロスにつながってしまいます。オルモペーパーは表面がフィルムで覆われているため、原料の染み込みを抑え、きれいなフォーム表面の形成を可能にします。

工場の美化と掃除頻度の軽減

通常の紙を下敷きにして発泡ウレタンを成形すると、炉やコンベアにウレタン液が染み出し、取れなくなってしまうため、こまめな掃除が必要となります。オルモペーパーを使用すると工程紙の裏からウレタン液が染み出すこと自体が無くなるため、工場の美化と掃除頻度の軽減にも繋がります。

TDIガスの排出や空気中の水分混入を軽減

TDIガスは人体に悪影響を及ぼすと言われており、法規制の対象となっています。また空気中の水分が乾燥前に混入してしまうとスコーチというフォーム焼けの現象が起こりやすくなります。オルモペーパーはフィルム膜がウレタンに覆われているため、TDIガスの排出や空気中の水分の混入を軽減する役割も果たします。

用途に合わせて広幅・狭幅での製造が可能(3,000mm幅まで対応)

ボトムペーパーとして使用する際に適切な2,700mm幅や2,200mm幅等、広幅で製造することが可能です。またサイドペーパー用には狭幅で製造することもできます。

製品構造

クラフト紙の上にポリエチレンフィルム膜がありますが、これは疑似接着となっており、発泡ウレタン成形時にはウレタン側へフィルムが移動します。また製品群としてはPPラミネート紙のご用意もあります。

製品仕様

  構成① 構成➁
オルモペーパー クラフト紙60~75g/(疑似接着)/PE15~30μ クラフト紙60~75g/PP15~30μ ~3000mmまで(ロール品)

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