A!Prog®-PU
ウレタンや塩ビをシート化する際に使用される工程紙。
素材や表面性の形状等、用途や工程に応じて多様な種類のご用意があり、カスタマイズも可能です。繰返し使用されることが想定されるため、離型性や耐久性にも優れています。
用途例
ウレタン・塩ビ・合成皮革用工程紙
特徴
素材の種類に合わせて多様な工程紙を用意
ウレタン用にはポリプロピレンを使用した工程紙、塩ビ用には耐熱性があるポリメチルペンテンを使用した工程紙等、素材の種類によって異なる工程紙をご用意しています。またエンボス等の型押しがしやすい樹脂タイプ、剥離性や表面性をコントロールしやすいシリコーンコーティングタイプ等のご用意もあります。高精度な表面性均一性
ウレタンや塩ビの表面に転写されるものになるため、表面の精度に関しては十分に注意して製造されています。表面の種類はマット調のものからミラー調のものまで幅広く取り揃えており、幅なりの表面均一性は高い精度を実現しています。欠点除去の徹底
工程紙にエンボスを掛けたり、ウレタンを成膜したりするものであることから、表面に欠点がないことが重要です。恵和では、異物の入った製品を除去するため、原材料チェック、欠点検出器による検査、目視検査等、いくつもの工程を経て不良品の流出防止に努めています。また長年の経験を活かし、異物の混入を元から防ぐ仕組みも構築しています。各種幅に対応
最も利用されている幅は1,500~1,600mmですが、PP等の樹脂素材製品は3,000mm幅まで対応しています。製品構造
恵和の樹脂工程紙は単層押出から共押まで可能となっており、工程紙によって特徴が異なります。単層でもメチルペンテンポリマーを押し出して紙とラミネートすることが可能であり、フィルムラミネートをした後にシリコーンコーティングをすることも可能です。シリコーンも製品への移行が少ない材料を厳選し、検査してから出荷しています。
製品仕様
構成 | 幅 | |
---|---|---|
A!Prog®-PU | 工程基紙100~210g/PPもしくはメチルペンテンポリマー15~40μ | ~3000mmまで(ロール品) |
恵和が実現する3つのお客様価値